(六)科学技術に依拠、産業の発展
科学技術の革新を動力に、産業発展を支柱にして、環境保護技術の水準向上に努める。
1.科学技術の革新を大々的に促進する
環境保護を促進し、支援する科学技術力を向上させるために、国家中長期科学技術発展計画綱要にある環境重点分野及びその優先課題を中心にして、環境技術革新プロジェクトを全面的に実施する。基礎理論と技術革新を支柱にして、環境基準システム整備プロジェクトを全面的に実施する。環境管理と汚染防止・処理技術の向上を目標にして、環境技術管理システム整備プロジェクトを全面的に実施する。気候変動分野の基礎研究を強化し、研究・分析方法をさらに開発し、完備させる。
環境科学技術体制の改革を進展させ、各方面の力を結集し、環境科学技術資源を最適・整合化し、科学技術の人材を育成し、科学技術による支援システムを整備して、環境科学技術の革新能力を向上させる。環境政策決定の科学化と民主化の向上に努める。
小欄6 「十一五」環境技術革新の優先分野 |
水汚染の防止・処理:飲料水安全保障及び重要な支援技術、流域(地域)水汚染制御とプロジェクトモデル等を含む。
大気汚染の防止・処理:地域大気汚染の現状と成因、汚染損失評価、都市大気環境汚染と制御、工業排気ガス処理技術等を含む。
土壌汚染の防止・処理と農村の環境総合整備:土壌汚染と復元技術、農村環境総合整備と農村特定汚染源の防止・処理等を含む。
固体廃棄物と化学品汚染の防止・処理:個体廃棄物物質流の特徴と汚染制御技術、有害廃棄物処理・処分技術、化学品の環境反応とリスク評価技術等を含む。
生態保護と生態整備:国の重要生態機能区の保護と建設、地域的生態環境保護・生態システムの観測技術等を含む。
原子力と放射の安全:原子力安全リスク評価と放射性廃棄物汚染の制御、原子力と放射の最適化された管理、電磁輻射と環境の安全等を含む。
環境総合管理に重要な科学技術支援:汚染物総排出量の査定、環境の監督・管理と緊急予知、環境観測統計と情報管理、環境標準と基準、環境政策と法規等を含む。
循環型経済の共性技術:産業汚染の防止・制御と資源化技術、工業団地の生態化改造技術、物質流の分析と制御方法、汚染制御技術に関する経済政策等を含む。
環境と健康:環境汚染と健康被害、汚染の人体健康影響メカニズムと識別技術等を含む。
グローバルな環境問題:グローバルな気候変動の影響に適応する技術と対策、残留性有機汚染物質制御技術、生物多様性と生物保全支援技術等を含む。
|
2.環境保護産業の発展を積極的に促進する
環境保護重点プロジェクトの必要性に立ち、環境保護モデルプロジェクトに依拠し、標準化と系列化、国産化、近代化を方向に、自主的革新と導入、消化・吸収することで、環境保護設備製造業を大々的に発展させる。
環境影響評価、環境プロジェクト・サービス、環境技術の研究開発と相談、環境リスク投資を重点に、市場化を主体にすることで、環境保護サービス業を積極的に発展させる。
発展計画を作成し、技術進歩を推進し、業界の自律を強化し、市場行為を適正化し、公平な競争を促進することで、環境保護産業の健全な発展を推進する。
対外開放を拡大し、導入・輸出戦略を実施し、各種所有制企業の環境保護産業への参入を支援する。自主ブランドを備え、コア技術力に強みがあり、市場シェアが高く、比較的多くの就業機会を提供できる優位性のある企業と企業グループを育成して、環境保護産業を国民経済の新興基幹産業にする。
小欄7 「十一五」環境保護産業の優先発展分野 |
水汚染防止・処理技術と設備:富栄養化汚染の防止・処理、汚水と廃水の再生利用、飲料水中の有機物質と微量汚染の除去、高負荷生物による脱窒素・燐除去、高効率の嫌気・好気性生物処理、高塩度及び難分解性の有毒有機廃水の処理、汚泥の安定化と資源化、河口と海岸での油流出と化学事故緊急制御等を重点的に発展させる。
大気汚染防止・処理技術と設備:300MW以上の火力発電所ユニットの脱硫、資源化可能な脱硫と脱硝石、選択的な触媒還元排煙脱硝石、大型石炭燃焼発電所ボイラーの濾布式除塵、ジーゼルエンジン排ガス浄化、ガソリン車とオートバイ排ガス触媒等を重点的に発展させる。
固体廃棄物処理・処分技術と設備:600t⁄d以上の大都市ごみ燃焼、燃焼排煙とダイオキシン制御、2000m3/h以上の埋め立てガスの処理と回収・利用、200t⁄d以上の中温及び高温嫌気性消化、30t⁄d以上の回転窯危険物集中燃焼、特殊有害廃棄物のプラズマ高温処理等を重点的に発展させる。
汚染場所の復元技術:土壌汚染を減少させる高効率の生態調整と復元、土壌化学汚染の復元、鉱山廃棄場所の植生復元、鉱山廃棄物の資源化利用、鉱山酸性廃棄物集積場の生態復元、アルカリ性赤泥集積場の生態復元及び安定等を重点的に発展させる。
環境観測技術と装置:オンライン自動観測システム、有害廃棄物識別専用機器、細微浮遊粒子状物質と有機汚染物質サンプリング機器、ダイオキシン分析装置、汚染事故緊急観測技術と機器を重点的に発展させる。
物理学的汚染の制御:都市交通汚染と振動の制御、都市コミュニティーと建築物関連施設による汚染と振動の制御、騒音源制御と低騒音設備、電磁汚染制御、光汚染制御等を重点的に発展させる。
専用薬剤と材料:フィルム材料とフィルム部品、耐高温・耐侵食性濾布式除塵フィルタ材、高効率の生物由来材料混入と専用触媒、ごみ衛生埋め立て浸透防止用材料等を重点的に発展させる。
資源の総合利用:廃品の回収・利用、再生水や微塩水、海水の淡水化等の非一般水の資源化、高効率の冷却節水、廃車や廃タイヤ、廃家電、電子廃棄物、廃鉱の再利用等を重点的に発展させる。
汚染処理施設の建設と運営・相談サービス業:都市の汚水、ごみ、有害廃棄物等の環境施設の建設と運営の市場化を重点的に推進する。工業廃水処理、発電所の脱硫、除塵施設の専業化運営を規模化する。環境保護の技術相談と管理サービスを大々的に発展させる。
環境サービス貿易:国際慣行の環境サービス基準システムを構築する。環境関連プロジェクト |
|