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Introduction 水環境 海洋環境 大気環境 音環境 工業固体廃棄物 放射環境 耕地及び土地 森林/草原 生物多様性 気候と自然災害 コラム |
森林/草原状況 森林 第五次全国森林資源調査の結果によれば、全国における林業用地面積は26329.5万ヘクタール、森林面積は15894.1万ヘクタールで、森林被覆率は16.55%となっている。また、生きている立ち木の総蓄積量は124.9億立方メートルで、森林蓄積量の方は112.7億立方メートルであった。台湾省を除く全国の人工林面積は4666.7万ヘクタール、その蓄積量は10.1億立方メートルで、人工林の面積では、我が国は世界のトップとなっている。また、全国における樹木の年間平均純生長量は45752.5万立方メートル、年間平均純消費量は37075.2万立方メートルとなっており、引き続き生長の方がその消費よりも早いという趨勢を呈している。 草原 中国は草原大国で、約4億ヘクタールにも及ぶ草原を有しており、これは国土面積の約40%を占め、世界第二位にランクされている。しかしながら人口一人当たりの占有草原面積はわずかに0.33ヘクタールで、こちらの方は世界における人口一人当たりの草原面積である0.64ヘクタールの半分となっている。中国の草原は、利用出来る面積の割合が低く、優良な草原の面積も少なく、その品質は中の下と言った所である。また、天然の草原面積が広いのに比べると、人口草原の割合が少なすぎる。しかも天然草原の面積は次第に減って来ており、その質もどんどん低下して来ている。そして草原の家畜収容能力も低下して来ている所で、過度に放牧を行うことが普遍的に見られており、草原の"三化(退化、砂漠化、アルカリ化)"がどんどん広がっている。現在、中国における90%の草原が、程度の差こそあれ退化して来ており、その内、中度の退化以上という状況になっている草原の面積は、すでに半数を占めるに至っている。また、全国における"三化"草原の面積は、すでに1.35億ヘクタールにも及んでおり、しかもそれが毎年200万ヘクタールという速度で進んでいて、草原の生態環境の形勢には、非常に深刻なものがある。 84.4%の草原は、西部に分布しており、その面積は約3.31億ヘクタールである。しかしながら、不合理な利用によって、草原の生態系が著しく破壊されてしまい、その退化面積は益々広がっている。また、西北地区での砂漠も次第に拡張されて来ており、砂漠化も日々深刻となり、砂嵐が頻繁に発生している。 病虫害とネズミによる被害 2000年における森林の病虫害及びネズミによる被害は、かなり深刻なものであった。全国の森林における病虫害発生面積は874万ヘクタールにも及んでいる。 また、新疆や内蒙古、青海、甘粛、四川、陝西、寧夏、河北、遼寧、吉林、黒龍江、そして山西の12の省(区)でネズミ又は害虫による被害に遭った草原の総面積は4266.7万ヘクタールで、その内、害虫による被害面積が1466.7万ヘクタール、ネズミによる被害面積が2800万ヘクタールであった。災害とまでなった総面積は2733.3万ヘクタールであり、その内、害虫によるものが1000万ヘクタールで、ネズミによるものが1733.3万ヘクタールとなっている。 火災 2000年には合わせて5934件の森林火災が発生しており、前年よりは13.3%ほど低くなっている。しかしながら、その被災面積の方は8.84万ヘクタールと、前年に比べて102.3%も増えている。 措置と行動 天然林資源の保全事業が全面的にスタート 2000年10月に国務院では、《長江上流と黄河の上・中流地区における天然林資源保全のための実施方案》と《東北及び内蒙古等の重点国有林区における天然林資源保全事業のための実施方案》を承認し、天然林資源保全事業の実施範囲は、12の省(自治区、直轄市)から17にまで増やされている。また、木材の生産量も1999年の1541万立方メートルから2000年には1260万立方メートルに調整されており、18.2%ほど削減されている。 髪菜(「ファーツァイ」"もずく"に似た藻)やカンゾウ、麻黄草(マオウ科の草)等といった砂を固定させる作用のある植物をむやみやたらと摘み取ることを厳重に規制する 2000年6月14日に国務院では、《髪菜(「ファーツァイ」"もずく"に似た藻)の摘み取り及び販売の禁止とカンゾウ及び麻黄草(マオウ科の草)をむやみに掘り起こすことを制止する等の関連問題に関する通知》を発布している。そして、国家環境保護総局と監察部、そして農業部とが共同で寧夏及び広東という二つの省・自治区に対する重点検査を行っている。 草原生態建設保全計画の実施 農業部では《全国生態環境建設計画》に基づいて、《全国草原生態環境建設計画》、《西部天然草原の植生回復建設計画》及び《全国既存耕地草原返還計画》を制定している。"第9次五カ年計画"期間に、国では草原の建設及び保全を大々的に推進し、毎年300万ヘクタール近くに人工で草を植えたり、牧場を改良したり、また飛行機で牧草の種を蒔き、60万ヘクタール余りを封鎖状態にして、草を育てている。 牧畜地域開発モデル事業 2000年に国では6000万元を投資して、北方の牧畜地域となっている省に31の牧畜地域開発モデル事業プロジェクトを割り当てている。1995年以来、内蒙古や新疆等といった省・区の160ヶ所の牧畜地域及び半牧畜地域となっている県に、この開発モデル事業プロジェクトを割り当てており、草原の建設の強化や家畜の改良、疫病の防止及びサービス体系の確立といったことを通じて、多くの近代化された草原牧畜業のモデル基地を作り上げて来ている。 重大な草原保全事業 2000年に国では2億元を投資して、内蒙古や新疆等といった西部の省・区において、30の天然草原での植生保護及び建設事業試験プロジェクトを立ち上げている。また、4億元を投資して、西部及び北方の省・区に5つの乾性牧草の馴化及び原種基地と18の牧草種子繁殖基地とを建設している。更に国では、北京を取り囲む地区における造林や草植え、そして水分と土壌保全を含む防砂・治砂事業にも7億元の投資を行っている。
コラム 耕地を森林や草原に戻す事業(退耕還林・還草)の実施状況
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